PPMS-18 ケンプファーアメイジング
1/144HGBF 2014年01月発売


「人には運命というものがある、筋書きのないドラマがある…しかし、これは必然だッ!!」









ユウキタツヤから三代目メイジンとなって最初の愛機、ケンプファーアメイジングと、武装セットのアメイジングウェポンバインダーです。
アメイジングウェポンバインダーは他のHGBCと違い、新規パーツは一切無いのですが、18話でのフル装備をキット二個買いしなくても再現できるので、とてもありがたいです(笑)。





全体的なシルエットは原型機とさほど変わらず、左右対称になった肩アーマーや、両腕両脚の追加装甲が目立つ改造ポイントですね。
バックパックも、アメイジングウェポンバインダーをマウントするために新規パーツとなっています。
肩と胸、膝、バインダー先端のイエローは成型色での色分けですが、バインダー後方の黄色部分、機動力の低下を相殺するスラスターの色分けはシールです。






可動範囲は肘、膝ともに90度、肩の引き出し関節、股関節はボールジョイント接続と、2008年発売の元キット的には平均か、やや劣るくらい。
この頃のHGUCは肘は90度が普通でしたし、膝はふともものバーニアが干渉するデザイン状、どうしようもならないので仕方ないのですが。(^^;
腕と脚の追加装甲は、縁の部分がそれぞれ格闘戦用のヒート兵器にもなるそうですが、ただでさえ多彩な武装を持っているため、未使用でした(笑)。





ライフル系武装の本体となるアメイジングピストル。
このキットの不満点その一であり、不満の大半が集中してしまっている元凶です。(;´▽`)
別売りのアメイジングウェポンバインダーによる他キットへの互換性を優先したのか、近年の1/144に合わせたグリップの細さが災いし、大きなケンプファーの手ではユルユルで、ちょっと振動が加わるだけで落下してしまいます(汗)。
ケンプファーの武器持ち手には保持を安定させるダボがあり、元キットのショットガンやチェーンマインはそれで保持していたのですが、この武器には他キットとの互換性を考えてか、ピンもありません。(;´Д`)





写真だと見えづらいですが、グリップの下に、ランナータグを加工した板を接着することで、お手軽にピストルのすっぽ抜けを簡単に解消することが出来るので、本キットを楽しむには必須工作と断言してもいいと思っています。(;´▽`)

アメイジングピストルにセンサー付きのユニットをかぶせ、これに二種類の銃身を取り付けることで、様々な戦況に対応できるようになっています。
この状態でも武器に見えますよね、劇中で使ったアメイジングマシンガンみたいな。実際は全然違いますがw





中型のバレルを取り付けることで、アメイジングライフルへ!
威力と取り回しのバランスが良いのか、劇中で最も使われた形態ですね。





ロングバレルを取り付けることで、アメイジングロングライフルに。
可動式のフォアグリップで両手持ちもこなせます。
劇中ではメガサイズザクを狙撃したシーンや、レナート兄弟戦で藪をつつくシーンが印象的でした。
ちなみにグリップを無加工の状態でこのロングバレルを取り付けると、ポロリ率が格段に高くなります。(;´▽`)





腰には近接武器であるアメイジングナイフを装備。
グリップと刃に角度のついた、ククリナイフのような形状は、ガンダムシリーズではめずらしいナイフですね。
これもポロリしやすいですが、小さいのでライフルよりはマシです。(^^;





アメイジングウェポンバインダーは簡単に開くことが出来、中にはロングライフルや、バレルとナイフ等、いくつかの組み合わせで武器を収納することが出来るようになっています。





別売りのアメイジングウェポンバインダーを脚部ハードポイントに装備することで、18話のフル装備を再現!
ただしそのままだと脚部のジョイントが緩すぎるので、バインダー側のピンを短く調整する必要があります(加減が難しいので、加工は自己責任で;)。





ロングライフルはアメイジングウェポンバインダーに収納した状態でもビームを撃てる他、専用の接続ジョイントを使って手持ち武器として使うことも出来ます。
このジョイントはケンプファーにもアメイジングウェポンバインダーにも付属するので、バインダー4セットを同時に保持させる事もできます。(*´▽`)





このキットの不満点そのニは、劇中で使用した武器の半数近くが付属しないことで、その一つが、原型機にも装備されていたビームサーベル。
ランナーの都合で省かれてしまったようですが、EXAMを発動させたジムスナイパーK9と印象的な格闘戦をこなしたのもあり、これは新規ランナーにつけて欲しかったですね。

今回は、ずっと昔にパーツ取り目当てにイエサブで買って、そのまま放置されていたHGUCケンプファーの武器バラ売りから拝借(笑)。
なのでグリップの色が違います。(^^;
サーベル刃は原型機はイエローなのですが、本機はグリーンなので、こちらはHGUC F91から拝借。





アメイジングには装備されていない武器ですが、当時買ったバラ売り武器には、サーベル、チェーンマイン、シュツルムファウストが入っていたので、ついでに装備させてみましたw





シュツルムファウストは、腕部ハードポイントにも装備出来ましたw
ここは劇中でも使われなかったハードポイントなので、自由枠として色々付けてみてもいいかも(笑)。





18話ラストでインパクト絶大な逆転劇をみせたガトリングガンは残念ながら未付属なので、HGカスタマイズキャンペーンのガトリング砲で代用。
アメイジングミニガンというらしいのですが、砲身が5連装で冷却用のプレート付きという独特なものなので、既存のキットからの流用が難しそうなのが難点です。







総評:★★★★
キット本体に関しては文句なしの出来ですし、可動範囲も00やAGE並の変態可動を求めなければ充分動くので問題ない…のですが、前述のライフルのポロリと、
ビームサーベル、アメイジングミニガン、アメイジングミサイルランチャー、アメイジングマシンガンが未付属、HGBCでも発売しなかったため、劇中シーンがあまり再現出来ないのが非常に残念です。
今からでもアメイジングウェポンバインダー2として発売して欲しいくらいです…。(´・ω・`)



2015/04/09作成







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