RX-END ガンダムジエンド
1/144HGBF 
2015年05月発売 2015年08月27日UP


「ハッハッハッ!面白えガンプラだなあッ!!」









マント等のギミックから、キット化非前提デザインの機体かと思いきや、放送終了後でしたがバッチリキット化してくれました、ソレスタルスフィアのゲテモノガンダムですw






原型機の存在しないオリジナルガンプラとのことですが、デビルガンダム、デスサイズヘル、ガンダムスローネ等を参考にしたと思われる武装を多数装備し、悪役ガンダム(デスサイズは違うけどw)の集大成のような機体です。
頭部はサタンガンダムっぽくも見えますw

ギミック再現のためにパーツ数が膨大で、価格を税抜き2200円に抑えているのもあり、色分けがシールでもカバーしきれていなく、ギミックの再現が不完全だったり、肉抜きが目立つ箇所が多かったりと、素組み派にはちょっと厳しいキットかもしれません。(^^;





本キットにはプラフスキーマントは付属せず、自分で作ってみようとアドウさんが説明書で言っていたので(笑)、手芸屋さんで布を買ってきて適当に作成w
ホビージャパン作例のPET素材で作った半透明マントが格好良かったので、半透明の布を使ってみました。
バックパックで挟み込み、クロークで覆うようにして固定しています。





マントに切れ目を入れ、劇中のようにショットジエンドを構えられるようにしてみました。
劇中で腕がマントを突き抜けていたのは、作画の手間軽減ではなく、マント自体がエフェクトだったからなのですね(笑)。

リボルバー拳銃のショットジエンドは、リボルバー部分のみ左右貼りあわせで、銃全体は1パーツ構成となっているせいなのか、銃口が開いていません。(;´▽`)
ピンバイスで軽く穴を開け、墨入れペンで黒く塗り、それっぽく見えるようにしました。





フィストジエンドの指先から放つDEファングは、本キットには付属しませんが、同時発売の「ボールデンアームアームズ」に付属するニードル状のパーツがそのまんまな形状なので、塗装し、クリアパイプで三ミリ軸スタンドに接続できるようにして使用してみました。
クリアパイプを紫に塗った方が劇中の雰囲気が出たかも。(^^;





クロークを背中へ折りたたみ、アタック形態へ!
全身にあるピンク色のスリット(スラスター?)や、先の尖ったイエローの指等、ヴェイガン系MSを思わせる記号も感じさせますね。
手足の可動範囲はBF系らしく標準以上ですが、胴体のみ、後述のギミックの関係上、腰のロール可動のみで、胸を反らしたりは出来ません。(^^;





ショットジエンドは不使用時には腰のウェポンラックにマウントされています。
ちなみに付属手首は握り拳と平手、そしてこのショットジエンド用の手首のみで、通常の武器を持たせるための持ち手は付属しません。





フィストジエンドは延長パーツを挟むことで、伸縮を再現することが出来ます。
延長パーツは軟質素材で出来ているので、多少ですが表情付けをすることが出来ます…グフR35のヒートロッドやGレコのビームワイヤー等に使われてる素材なのかしら。

フィストジエンドの指ですが、人差し指〜小指までが一体成型で、更に全ての指の裏側に肉抜きが存在し、そのままだととても見栄えが悪いです。(;´▽`)
今回は肉抜きにプラペーパーを貼って塗装し、指をそれぞれ切り離し、独立可動出来るようにしました。
指の関節自体は別々に用意されていますし、切り離しやすい構造になっているので、これだけでもやると断然に見栄えが良くなりますよ。(*´▽`)





手の平のガンダムフェイスは差し替えることで、Gガンに登場するガンダムヘッドのように口を開き牙を剥く事が出来、これにより敵を噛み砕くデッドエンドフィンガーや、紫色の極太ビームを発射したりもします。
延長パーツを二連結させることで、劇中のように長く伸びた状態を再現できますが、接続部にも負担がかかるため、この状態で飾るのはキケンかもです。(^^;





両肩の装甲を付け替えてセンサーのようなものを露出させ、腹部装甲を同じく付け替えて展開させることで、上半身が巨大な顔のようになる「アクマッガイ形態」を再現。
本キットの説明書で判明した名称ですが、どういうネーミングなんだこれ…w

腹部に開いた口は、アブソーブシステムのように敵機のビームを吸収したり、その牙で敵機を噛み砕くなんてエグい攻撃も。(^q^)





そして本機最後の隠し球が、腹部に内蔵された小型MS「イッカク」を露出させる、脱ガンダム形態。
新作ガンダムでぶっ飛んだ設定のメカが出てきた時によく言われる「こんなのガンダムじゃねえ!」という批判を逆手に取ったネーミングなのかしら(笑)。

小型MS「イッカク」は、ユニコーンガンダムとヴェイガン系MSを混ぜたようなデザインで、キットには何故か劇中未登場のツノワレ形態(所謂デストロイモード)のみ付属という謎仕様でした。(;´▽`)
なので、頭部のみですが、パーツを切り貼りして、出来そうな範囲でイッカク形態へ戻してみました。





首、肩、ジエンドと繋がれたパイプの上下がそれぞれボールポリで接続され、ある程度ですがポーズを付ける事もできます。
ちなみに白一色で、ツノワレ形態の目と口、角、腹部のみシールが付属という仕様なので、せめて指だけでも塗装してやるといいかもですw





二年前の愛機であるクルーエルガンダム、そして12話で直接対決をした(中断されましたが)アメイジングレッドウォーリアと一緒に。
標準サイズより少し大柄です。

しかし、「デッドエンドォ…!」と必殺技の名前を叫びかけたところでバトルシステムの電源を切られるとか、かなり恥ずかしい体験をさせられてるアドウさん…(´^q^`)







総評:★★★★☆
フィストジエンドの見栄えの悪さや、イッカクが劇中と違う姿なのはちょっと残念ですが、多彩なギミックをよくここまで再現出来たなあというのが素直な感想です。
指の切り離しはそこまで難しくないですし、イッカクもそれこそ目を隠すだけでもそれなりに雰囲気出そうですし、自分なりの手の加え方で楽しめるのが、このキットの魅力なのかな、とも思います。(*´▽`)







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