ミクロマンアーツ 艦隊これくしょん 赤城 吹雪





今年に入り、あらゆるメーカーから一斉に展開され始めた艦これフィギュアシリーズより、ちょっとクセの強いシリーズ、ミクロマンアーツを買ってみました。(;´▽`)





まずは赤城さんから。
ミクロマンアーツは、全長8センチ程ながら、全身がフル可動するハイクオリティな可動フィギュア…なのですが、本アイテムは手首ジョイントのバラけやすさや、
膝の関節を目立たせないシームレス構造が災いし、膝を曲げにくい等、本来ならウリとなるような要素がそのまま欠点になってしまっています。(;´▽`)





造形に関しては、昔のガシャポンフィギュアくらいの大きさに反して、よく出来ています。
スカートや膝表面は軟質素材なのですが、可動面ではちょっと邪魔になります。(^^;
肘、膝の可動範囲は90度程。
構造上、頭がほとんど動かせないのが難点ですね。(;´▽`)





視線が右向きの顔しかないため、矢を射るポーズが決められません。(;´▽`)
アニメPVみたいに、背中向きにすれば視線はごまかせますが、矢を構えさせるための手首パーツもないので、やっぱり構えられず。(;´Д`)





サイズが合いませんが、1/700赤城に付いてた艦載機を乗せてみましたw





三段甲板赤城さんと一緒にw





そしてお次は吹雪。
小スケール故にかシリーズ展開の早さは随一で、特T型は他にも白雪、初雪、深雪も出ています。
ただ、この子は赤城さんと同じ欠点以外にも、様々な問題点を抱えています。(;´Д`)





背中の艤装は背中の穴で接続するのではなく、硬質パーツのストラップで固定する方式。
…それが災いし、左写真の状態よりも脇を締めることが出来ません。_| ̄|○
可動フィギュアでここまで可動を犠牲にするなんて…(汗)。
そして視線が左向きのため、公式絵のポーズも再現できませんし、何より吹雪らしくない表情な気がします。(;´Д`)





連装砲を保持する手首がユルユルで、すぐにポロリしていしまいますし、サンプル写真にあった、トリガーに指を引っ掛けた手首は付属していません(白雪にはあるとか)。
本来は設定通り首にかけるストラップとつながっているのですが、ストラップを付けるとマトモに構えられなくなるので、付けていません(汗)。
脚の魚雷管はロール可動し、取り外せる上にベルトは軟質素材。
何故連装砲やバックパックのストラップを軟質にしなかった…。





艤装はここまで取り外すことが出来ます。
こうしてみると中々いいんじゃないかな、とも思えてきます(笑)。





1/144ジムと並べると、その小ささがわかると思います(笑)。





最後は赤城さんと一緒に!
こういうものだと諦めて遊べばそれなりに遊べませすが、手首ジョイントは可動を捨てて接着する等、多少手を加えるのをお勧めしたいです。(;´▽`)



総評:★★☆
武器が保持出来ない、手首ジョイントがバラける、表情パーツが一つのみで視線の逸れたもののみ、までが共通の欠点で、これに加え吹雪には、
艤装を装備すると脇がしめられない、連装砲のストラップが使いものにならない、という欠点もプラスされ、正直とてもお勧めできるものじゃありません。(;´Д`)
それでも、駆逐艦達や二航戦等、他メーカーからあまりフィギュア化されていないラインナップは魅力的ですし、改造や修正という名の近代化改修をすることを前提とすれば、悪くはないかも…?(;´▽`)

2014/12/14作成



Back







レンタルCGI ブログパーツ ブログパーツ ブログパーツ